J四郎

北斗の拳のJ四郎のレビュー・感想・評価

北斗の拳(1995年製作の映画)
3.5
やってきました問題作!
Netflixで配信してたので約20年ぶりに観ることが出来た。

こんな映画になんで高いスコアを付けているのか?それは個人的に愛すべきポンコツ映画だからです。この悪夢を共有した友人とは度々話のネタにもなる。以前レビューしたデビルマンも実は同じ理由で憎めないヤツだったりします。

ただし、こいつらは前提として原作をちゃんと理解してないと笑えるポイントすら分からないと思います。なので全然知らない人がコレを観ても単なるクソ映画です。

一部で伝説と化している超迷作。もちろん原作は某有名漫画です。これはハリウッド映画ではなく、Vシネのようなものらしい。なので映画と呼ぶのも微妙で、製作費もしょぼい。
当時は続編を作るって言ってたけど、実現しなかったようだ。

北斗の拳を知っているなら、突っ込みどころだらけで書き切れないほど。個人的に一番笑えるのは北斗百裂拳です。それ以外にも「北斗の拳」って称号なのかやたら連呼してたり、死んだリュウケンがリンに宿って空中浮遊したりメチャクチャ。

この話にはラオウとか出てきません。シンが完全に悪役になっていて、銃を使ったり金的攻撃をしたりとにかくセコイ!
そして笑える!
シンのファンが観たら、こんなのシンじゃねぇ!と激怒しそうだな。ちなみにユリアは鉄骨娘。

改めて確認したところ。普通のアクション映画としてみたら、記憶していたほどは酷くなかった。出演陣のアクションは頑張っているけどカットとか映像面の見せ方がヒドイ。
あれ?調べたらこれの監督って「ヘル・レイザー2」のトニー・ランデルらしいぞ!
J四郎

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