J四郎

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のJ四郎のレビュー・感想・評価

4.8
個人的に最近のマーベルもんって劇場まで行って観るほどの気力が無かったんですが(ここんとこのMCUはアレだったんで)、好きなシリーズであるコレには参加しました。

2までメッチャ面白かったけど、さすがに3ともなるとパワーダウンしてるだろう~と偉そうに席に着いたんですが。いやいや今作が一番面白かった!
前作どころか前のアベンジャーズからもえらい年数が経ってるんで、内容とかキャラとか忘れてる状態で観てコレですからね。多分、1,2を観てなくても楽しめるんじゃ~ないでしょうか?

今作ではロケット君に焦点が当てられていて、彼が爆誕したストーリーも語られておりまして、ほぼ主役扱いっすね。相変わらず登場人物たちのキャラも立ちまくりでコミカルさも健在。この監督の割には下ネタとか抑えられてるけど、笑いのセンスもレベルアップしてるんじゃないかな。
(個人的に好きなネビュラちゃんも大活躍)

俺はネタバレは死刑だと思ってる派なんで詳細は書きませんが、2時間40分もある映画なのに全く退屈しなかった。(ダレるパートがありません)笑いあり、スタイリッシュアクションあり、なんと泣けるシーンも幾つかアリで満足もんでしたぜ。あと内容が少年マンガばりの熱い展開で、コレって日本人が作ったんちゃうかいな?ってくらい馴染めます。

一番関心したのは「多様性」を説教臭くなくエンタメとしてサラっとうま~く調理していたところでしょうか。最近、胸焼けがして観る気が失せるポリコレに感染した映画も増えてますが、自然に納得させる流れは力量というか貫禄が違いますなぁ。
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