シュークリムオ

北斗の拳のシュークリムオのレビュー・感想・評価

北斗の拳(1995年製作の映画)
1.2
ロン毛のケンシロウ。この時点でこの映画は違うユニバースの北斗の拳だと感づくことだろう。実はこのユニバースの続きが見てみたいなと妄想してしまう自分がいる。ラオウが出てきたらどうなるか?、サウザーは? 寡黙な感じはあるけど、なんかイジイジしていて別人として描かれるケンシロウ。シンは銃を使い、ユリアは鷲尾いさ子へと入れ替わっている。バットは意外とハマっているし、リンは可愛らしい。皆の服装はなかなか頑張っている。ダサい演出と寄り過ぎなカメラアングルがマトモに作られていれば、そこそこ見れた作品になっていたのではないだろうか。なんかこう、惜しいなと思わせるパワーを感じるのは、北斗の拳だからであろうか。この作品、吹替えでしか見たことがないけど、字幕版って存在するのかな。アニメと同じキャストというのが、このユニバースの北斗の拳の邪魔をしている。原語で見たらまたイメージが変わるんじゃないかと、どこか変な期待をしている。