るい

座頭市喧嘩旅のるいのレビュー・感想・評価

座頭市喧嘩旅(1963年製作の映画)
3.7

ブチ切れる市っちゃん👺5/26


4が配信になかったので後回しにしたんやけど、市のキャラがかわっとる。何かあったんすか?4で……

何を言われてもたいがい笑って済ます、女にはめっぽう優しい、めくらのくせにって言われない限り怒らないのに、至る所でぶちきれとった。

なんやったら、オープニングからサイコロの音色がちがーう!🎲って凄んどった。1作目の市はどこいったんや。

道で倒れてたじぃちゃんの死に際の一言「おみつを江戸へ……」それを律儀に遂行する市。おみつを護衛しながら江戸へ向かう。

おみつは金持ちのとこの娘なので、連れて行ったら謝礼が貰えると皆が群がる。おみつを騙して宿から連れ出す女、手柄を独り占めしようとする籠屋。全方向にキレ散らかす市っちゃん、ちょっと落ち着いて!おみつにまで怒鳴んないで🥺

最後の出入りシーンの構図は黒澤監督の「用心棒」みたいやったね!わりかしスタンダードな時代劇の仕上がりでしたが、市の居合シーンは何回見てもよろしいです。

江戸時代のお金の話💴
〈座頭市編〉
助っ人料▶︎1両
助っ人料 市っちゃんご指名▶︎30両
〈子連れ狼編〉
刺客料 拝一刀ご指名▶︎500両
〈用心棒編〉
口利き料▶︎1両
用心棒料▶︎銀2枚〜1両
用心棒料 三十郎ご指名▶︎50両〜上限無し
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