息もできないのojiのレビュー・感想・評価

ヤン・イクチュンの監督作品
強烈な冒頭、このカットに作品の雰囲気をほぼ注ぎ込んでる気がした

バイオレンスな描写多すぎて、もはや慣れてしまうんだけど、ヨニや子供達の描写が挟み込まれることで、暴力の罪を重ねて訴えてくる
幼少期の家族環境が、人の一生を決めてしまうのか。そう疑ってしまうのだけれど、決してそうではないから、死にたくても生きてなきゃならない

事務所シーン好きだな。息継ぎになる。
こういう作品の場合のハンディ撮影は、暴力を強化するし、ある意味で編集もしやすい気がしてきた