松岡茉優

四季を売る男の松岡茉優のレビュー・感想・評価

四季を売る男(1971年製作の映画)
4.2
かなり観やすい笑えるファスビンダー。ちんぽをしゃぶらせたところを見られてしまい、警官をクビになった男が主人公。夜、街を歩いていたら娼婦と間違われる妻。母さんの不倫を覗き見してしまう少女。アルトマンみたいなズームの連続が面白い。真剣にやってるのかわざとやってるのかはよく分からない。
セックスの撮り方が独特。重なる脚、乳首のクローズアップなどファスビンダーがホモだからこういう撮り方になったのか?
過去の変な回想(木に縛られて人質に取られる主人公)からの突然の死。まさに人生。暗い気持ちになるファスビンダー作品の中でもまだ笑って観られた。
松岡茉優

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