おたしん

愛と哀しみの果てのおたしんのレビュー・感想・評価

愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)
3.3
もちろんラブストーリーなんだけどこの時代にも関わらず男たちに負けない強い女性ってのが印象的でした。
遠くの地アフリカでもその考えは変わらないんですね。

そしてアフリカの大自然を満喫できる。
思っていたよりもリアルで危険なサファリのシーンがたくさん。
真夜中にライオン来るのは怖すぎる。
get awayって叫びながらもムチだけで立ち向かったタンネの勇気すごい。
人工物の少ない広大な場所だからこその幸せや苦難がありそう。

あとこの時代の結婚というものに対する位置付けがあまりよく分からなかった。
人によるだろうし上流階級の人だから少し考え方が違っていたのかな。
事実婚という考えがないのならデニスを理解できる人はいなそう。
自分はむしろデニスの言ってること分かるしタンネの意見の方が同意できなかった。

ひょんなことから上手くいくこともあるけど上手くいった後って長くは続かなかったりするんだよね。
落胆して悲しみに明け暮れてからの復帰ができるかどうか。
ラストはやっぱりタンネが強い女性だと改めて思わされました。

長くて壮大な作品。
25年前にアフリカが舞台のラブストーリーなんてあったんですね。
現地人たちの働きぶりも見れた。
時代設定的に奴隷みたいな扱いだったらどうしようとか無駄に心配してたけど大丈夫でした。
素直で真面目な人たちが多いんだろうな。
鳩時計に集まってたの可愛かった。

メリルストリープ主演ってのとジャケットが似てるからってのもあるけど『マディソン郡の橋』と被った。
ラブストーリーの内容的にも似てるし。
あっちの方が好きかな。


メリルストリープ美しいね。
そしてお上品でした。
ロバートレッドフォードもかっこいい。
年を重ねて『スティング』のときより色気あるな。
川辺でシャンプーされてえ。
おたしん

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