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ダブル・ジョパディーのfishmuttonのレビュー・感想・評価

ダブル・ジョパディー(1999年製作の映画)
3.3
まあ良かった。

愛した夫はとんでもない野郎だった!夫にはめられ夫殺しの罪を着せられた女が、我が子を取り戻すために保護観察中に暴走するよ。“ダブル・ジョパディー”は「一度刑が執行されたら同じ罪でもう一度裁くことはできない」という法上のルール。

サクサク進むのと、主人公の行動力が良い。
新たな罪犯しすぎだとは思うが笑
頭の切れる主人公の逃走&追跡はスリリングで楽しかった。
あと囚人仲間が愉快な良い奴らだった。

本当にあんな生き方の男いそうだと思った。名乗ったその日に改名の国ならなおさら。
一連の出来事で傷ついたであろう息子が心配。
結構色々やらかしてるけど、主人公は無罪放免なのかが疑問。

私にはトラヴィスの心変わりがしっくりこなかった。と言うか、よくわからなかった。
結局良い奴(キャラ)だったんか~って感じ。
息子に会いたい気持ちと行動力から無実を信じ、証拠も出たからってこと?
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リビー:主人公。夫と息子を愛している。セーリングが趣味。夫とセーリングに出て、目覚めたら血痕が残され夫の姿はなかった。後に夫殺害の罪で有罪となる。6年服役後、保護観察つきの仮出所となった。
夫:派手好き。金持ち。抽象画家カンデンスキーが好き。セーリングの夜に刺されたと通報した後、行方不明となる。当時の状況から死亡したと判断される。実は事件当時横領の罪に問われていた。金と保身のために手段を選ばない男。
マティ:主人公の息子。父死亡、母は服役となり、母の希望でアビーの養子となる。主人公の服役中アビーと共に姿を消す。
アビー:アビゲイル・グリーン。教師。主人公夫妻の親しい友人っぽい。まあ、出てきたときからそうだと思ってたよ。殺されるとは思わなかったけど。まあ女がいたら“ダブル・ジョパディ”適応外になっちゃうもんね。
トラヴィス:リビーの保護監察官。法学教授だったが飲酒運転事故により身を落とす。妻とは離縁、娘とも音信不通っぽい。保護観察中に脱走したリビーを追いつつ、リビー周辺の調査も行っていく。

こういう映画で派手にやらかしてるけどハッピーエンド、主人公の処遇が気になる。
不法侵入、器物破損、盗み、クレジットカードは何になるんだろう?そう言うのはお金で解決したんだろうか?
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