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海とお月さまたち
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海とお月さまたちが配信されているサービス一覧

『海とお月さまたち』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
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『海とお月さまたち』に投稿された感想・評価

菩薩
-
豊かな漁場、海と共にある生活、人間と魚との知恵比べ、何枚も上手の老人達と学ぶ子ども達。水俣湾ではついぞ失われた風景が僅かに残る不知火海、子供目線の語り。
cyph
4.0
濱口竜介+砂連尾理+平倉圭トークつき上映会『他なる映画のからだたち』 にて鑑賞

九州の南、と言いつつ訛りが鹿児島でも宮崎でもない、熊本かな?と思っていたらイルカが登場して、外海がどうって言葉も聞こえて、天草と熊本の間の海だ!とわかったのがうれしかった 不知火海と作中呼ばれる海 児童向けのドキュメンタリーだからかとにかくカットが多く展開も多い 急に挟まる海中のショットがパンルヴェみたいだなと思ってたらその辺りだけ大分の水族館で撮られていたそう 釣り別に詳しくないけど、リールないんだ!?ていう驚きはありつつ糸を手繰る動きは妙にクセになる 海と漁師さん、ではなく海とお月さまというタイトルなのもすこし怖くてそれがいい おばあさんの漕ぐ船でないと魚がうまく狙えないおじいさん

誰のなんの作品とも知らず見てしまったけど土本典昭だった だから熊本だったのか 調べてみたら"このフィルムは水俣の患者=漁師さんに「水俣病事件の前の水俣の海が描かれているから」と最も好まれている"との註釈 やがて失われる海を見ていたんだ


▼トークメモ
砂: 両者のカメラの向け方が面白い 海と〜はカット数が非常に多い おおのかずおはゆっくりな彼の動きに合わせてる ダンス映像というものはすごく難しい 漁師の動きはすごく脱力してる 糸をたぐる動きと船を操作する動き 海の揺れの中で撮影されている おおのかずおほど集中して撮らなかったのは、あまりに集中してる漁師を浮き立たせて撮るにはあのカット数が必要だったのかなと 漁師との距離感は誰の視点なんだろう ダンスをやってる身としては、夫婦の奥さん側の安定感がもの凄い 鉾つき漁の突く瞬間の脱力 海と同期していく身体の魅力 それを浮き立たせるためのカット数
平: 撮ってるものが広大 フレーム外の海、月 月の引力という距離的にも時間的にも映画として撮りようがないもの 月の引っ張る力で海が動くことをなんとか撮ろうとするときにカットを割るしかない 干潮のタイミングのズレ しらぬい海 小さな生き物、オールの動き、海、月と繋げていくには割らざるを得ないってことなのかな
濱: スクリーンで集中して観てみると 月の映画だと感じる50分の時間の中で 月と海との諸力を圧縮的に表現するにはショットを割らなくてはいけない そしてひとつの想像力の中にまとめ上げていくにはあの不思議な、子どもの視点のようなナレーションの力も大きい 漁師さんの身体というものにどんな力が働いているかという諸々の描写が流麗に繋がれていく 海中のシーンは主に大分県の水族館で撮られている 漁師は海に働く力を感じるために自分の力を必要最低限にしている 漕いでくれるおばあさんが海の揺らぎを吸収してくれないと矛はつけない 自分の感受性が最大限に高まるゼロ地点というものを目指している
砂: 子どものシーンは子どもが異様に止まってる(!) これは演出なんだろう 子どもに対しては作為的に演出をして作品を止めている 家の前でお椀をパスする動きがカメラと一致する
濱: これは演出じゃなくて偶然なんじゃないかなっていうのがわたしの当て推量 おじいさんに興味を持ちきれない子供がブロック塀の上にいるんじゃないかなって フレーミングはばっちりすぎるけど、彼らがこうしているからそれを映すフレーミングになったのでは ここにいて、と言っただけではこの感じにはならないのでは
平: 家の前でパンをしていく中で、ていうあの動きが偶然起きることはあるんですかね
濱: 現場で指示をすると指示が身体に馴染むまでにかかる時間というものがある どちらかというと編集上の選択、ここを入れて編集点を決めるとこのショットが際立つ、ということではないか
平: 脱力の話からするのが面白い 脱力しているのは命を盗んでるから、生き物を出しぬかなきゃいけないからでもありますよね イカの足を吸い込んだカワハギの見えないところでの動きを、イカをまず撮っておじいさんの顔に寄っていくっていう考え抜かれた選択によって見せてる
濱: 35mmで撮ってるのであまり無駄にはできない その中で偶然性をかならず抱く漁のシーンをどれだけ決め込んで撮ってるのか ただシンプルにいい撮れ高だなと思う 決め込んでるのかもしれないけど、それにしては自然すぎる 漁師さんのルーチンに入り込んでるからかもしれないけど、カット割り予めされてるとは思えない
濱口竜介監督著作『他なる映画と』刊行記念上映&トークショー「他なる映画とからだたち」にて。上映作品2本目。

イカの赤ちゃん誕生を見守る海洋ドキュメンタリーかと思いきや、漁師と海とお月様のドキュメンタリー。

『海とお月さまたち』ってタイトルがいい。「たち」!たちって付く映画はハズレなし。例:『ロシュフォールの恋人たち』『ぼくの小さな恋人たち』『冒険者たち』、ジャック・タチ。

ドキュメンタリーなんだけど、構図がすばらしい。とくに子どもたち。

漁師のおじいさんはおばあさんの漕ぐ舟でないと、うまい具合に釣れないそうだ。舟の揺れと、糸をたぐる動き、阿吽の呼吸。こちらもまるで呼吸を合わせるダンスのよう。タンゴは女性が退くから、男性が押せる、男性が押すから、女性が退ける。合気道の如く。

夜の波とお月さま。引力と生き物たちの物語。

濱口監督たちがいろいろ話したくなるのもわかる。YouTubeでも見れるので、気になる方は要チェックです。(ちとフレームレートが残念ではあるけど)

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