海とお月さまたちの作品情報・感想・評価

海とお月さまたち1980年製作の映画)

製作国・地域:

上映時間:50分

4.2

『海とお月さまたち』に投稿された感想・評価

4.0
どうやって撮ってんねんなところ多い
バチバチに当ててんのかなあ
こちらも瀬川順一特集にて
おっちゃん囲む子供たちが最高
Yuhi
-

これ『不知火海』後か、、。このあとにカタルシスが待っていると考えて観ていたが、自然の回復力の映画だったのか。イカの卵から、烏賊、蛸、鯛そして孵化へと食物連鎖のいち周期を見せていた。土地と漁=生業を不…

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ぴよ
-
本作のテーマとは別に、時間が経った今となっては心も自然も人工物でさえ比較するまでもなく貧しくなってしまったことを突きつけられる。
4.0

プロフェッショナルの仕事が堪能できる。中盤で恐らく別撮りの水槽と実際の漁船をカットバックで繋げて釣りの場面を盛り上げるが、クライマックスの鯛を釣る場面では作り込まれた感覚がなくなり、ただ現在の流れと…

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糸を手繰る手。糸のあるかなきかの希薄な存在感が漁師であるおじいさんの滑らかで淀みのない動き(振り付けやダンスにすら思える)を際立たせている。それはつまり純粋なるルーチンワークのフィルムへの定着であり…

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ナレーションが素晴らしい。

釣り上げられた魚の目のクロースアップ。目を逸らせなかった。リアルなら逸らしてしまいそうだが。それは単に磯臭さとかを感じていないという理由もある。

魚を捌くと決意した。
タコ、イカ、フグ、タイと漁師の対話(比喩でなく本当に話しかけている)。水俣病以前の海。 

監督・土本典昭

ここまでちゃんと仕事を捉えているドキュメンタリーは初めて観たかもしれない。
日常では観れない動きに満ちていてワクワクする。
銛での漁の夫婦の連携がやはり印象に残る。あの漕ぐアクション!
あとタコの子…

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時々映ってた月と腰かけて指で糸引き釣り上げるところ ちょっとラボみたいだったかもしれない またみなきゃ
5.0
子供に塀に登ってもらったり、魚の顔を撮ったりしてるとこも良い。あと、"海流"のショット。海への一段階深い眼差し。漠然とした海ではない。

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