April01

ボーン・アルティメイタムのApril01のレビュー・感想・評価

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)
3.8
このシリーズはやっぱり面白い!
逃げる側のマット・デイモン演じる主人公と追う側のCIAがどちらも有能で情報戦と体を張ったアクションを絶妙に配合している点が一貫している。
特に好きなのは、ウォータールー駅で、記者に指示を出しながら逃げるところ、ボーンの能力が最大限に発揮されるシーン。
頭が良くて冷静でパニクらない、余計なこと言わない、強くてもドヤ顔しないし威張らない、理想の男だ~!このカッコ良さはジワジワくる。
そして女性陣も控えめで頭良くて安心して見てられる。
ボーンの失われた記憶の中でニッキーがどんな風に関わっていたのか気になるし、あえてそれを説明しない演出も思わせぶりで切ない感じ。
「スプレマシー」のラストシーンに終盤で繋げてくるところも良かったし、お馴染みのモービーのエクストリーム・ウェイズの入り方も最高。
April01

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