もじゃ太郎

ディパーテッドのもじゃ太郎のレビュー・感想・評価

ディパーテッド(2006年製作の映画)
4.0
南ボストンをシマとして支配するアイリッシュ系チンピラのコステロ。
コステロに小さい頃から「息子同然」に可愛がられて州警察のエリートで出世街道を走るサリバン。
州警察に配属されたものの、血縁者は父親以外犯罪者のビリー。

コステロとサリバンは内通しており、ビリーはコステロの元に潜入捜査に入る。1人の女性を介して映る全く違った世界。
立場の異なる3人が織りなす物語が仕事を全うし収束していくまでを描いた作品。

手に汗握るやりとりと内偵がばれてる(ような?)描写が不気味で緊張感を与えてくれた。
たくさん伏線を張ってから、急転直下なラストも見物。いい作品に出会えた。

強いて言えば長いのが玉に瑕。