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大逆転のRyuのレビュー・感想・評価

大逆転(1983年製作の映画)
3.6
会社を経営するデューク兄弟はちょっとした言い合いから「人格を形成するのは環境か血筋か」という賭けをする。そこで社内でもエリートのルイス・ウィンソープ3世とたかりをしていたホームレスのビリー・バレンタインの立場を入れ替えることに。

「ブルース・ブラザーズ」のジョン・ランディス監督と弟ブルースのダン・エイクロイドがジョン・ベルーシ亡き後、新悦だったエディ・マーフィを迎えてつくられた作品です。ジョン・ベルーシの弟 ジェームズ・ベルーシもちょろっと出てましたね。
ストーリー展開は正直そこまで特筆するようなことはないし、タイトルでどうなるかは大体想像がつきます。しかしながら、ダン・エイクロイドとエディ・マーフィのコメディアンっぷりや「ブルース・ブラザーズ」の監督だなぁと思える緩いコメディテイストが功を成していたと思います。
当時エディ・マーフィは「48時間」でデビューしたばかりで、まだ20歳そこそこでめちゃくちゃ若いです。しかしながら、もう出来上がっちゃってますね(笑)。マシンガントークとかはちょっと抑え目ですが、それでも十分おもしろおかしいです。もうそこにいるだけでおもしろいくらい。
つい先日、エブエブでアカデミー助演女優賞に輝いたジェイミー・リー・カーティスもヒロイン(?)っぽい役柄で出ていますが、彼女もめちゃくちゃ若い、当時25歳くらいかな。そしてスタイル抜群!
王道な展開ですが、最後の大逆転にはスカッとしますし、主演の2人の演技もおもしろくて、80年代らしいコメディでした。
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