らんらん

森と湖のまつりのらんらんのレビュー・感想・評価

森と湖のまつり(1958年製作の映画)
2.5
【あらすじ】
北海道のアイヌ集落が舞台
滅びゆくアイヌをなんとかしようとお金を集めることに奮闘するアイヌの青年(高倉健)であるが、その方法が強引で暴力もいとわない過激なものであるため評判が良くない

物語は東京から北海道に来た絵描きの女性(香川京子)の視点を通してアイヌの現状を映し出す

【感想】
んーー、深いお話なんだろうけど、、、映画として、物語としてストーリー性、ドラマ性に欠けていて面白くないと思う

高倉健は何がしたいの?とか、これは何を見せられてるんだろう?って思いながらなんとか最後までたどり着いた感じ

劇中でほとんど説明がないからある程度アイヌとか北海道史の知識なり解説がないと難しい映画だと思う

劇中で高倉健が純粋なアイヌではなかったとかでショックを受けるシーンがあるけど、この辺りも理解しにくいと思う
そもそも高倉健自体アイヌの中で異端っぽい扱いだし、、、

印象に残ったのは
中原ひとみのかわいらしさ、アイヌっぽい外見なのかはわからないがお人形さんのようにかわいい
特別出演の有馬稲子のスレ具合、場末感

あとはオチのナレーションでまさかの子供発言の香川京子
いつのまに、、、あの時だろうけど、いつもながら香川京子は清純すぎるし、高倉健は硬派だからそんなことがあろうとは思いもしなかったわ、、、
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