森と湖のまつりの作品情報・感想・評価

「森と湖のまつり」に投稿された感想・評価

アイヌ人への差別問題を取り扱った話で、今まで見た吐夢作品のなかでは一番いまいちであった・・・ ラスト高倉健と三國連太郎の決闘が見れる。そのシーンで、横でアイヌ人が延々祭りの歌?を歌ってるのだが、ミニマルテクノ(チリのルシアーノ)みたいだった・・・!

あと印象に残ったシーンは、画家である主人公、有馬稲子の絵が下手すぎワロタってのと、逃避行犯罪カップル映画よろしく納屋で初夜を迎えた翌朝、まだ横たわる有馬稲子の前に敵キャラがずけずけとあがりこんでくるところは酷いなと思った。
アイヌ差別を題材にしており、その怒りもわかるし、アイヌだけどその子たちをシャモ扱いされるようシャモに扮して身元を隠す悲しみもわかるのですが、なんかこう物足りなく、おもしろくなかったですね。私は高倉健があまり好きでないのと香川京子にもピンときていないので、それは大きいと思いました。というか香川京子いらない。しかし、高倉健がミルク缶がぶ飲みするとこはよかったですよ。高倉健らしくない怒りの表現ですね。はかない野蛮なレジスタンスって感じでした。反近代!
健さん演じるアイヌ青年は、常に何かに対して怒っている。脚本を超えて本当に怒ってるみたいだ。
香川さんのトークショーによると、台風が来て撮影場所が使えなくなって水が引くのを待つ期間があり、その間暇だったので、健さんにオートバイに乗せてもらって走っていたそう。すごく絵になりそう。誰か写真を撮らなかったのかと思った。

「香川京子映画祭」@新文芸坐
ほし

ほしの感想・評価

2.5
北海道ロケが優先されるあまりデイシーンが増えてノワール感が薄まり半端に。香川も要らない。忙しなく移動するのは良いのだけれど。高倉にミルク缶をラッパ飲みさせる演出は流石。