きゅうりのきゅーたろう

獄門島のきゅうりのきゅーたろうのレビュー・感想・評価

獄門島(1977年製作の映画)
4.0
引き揚げ船の中で死亡した鬼頭千万太の遺書を届けるため瀬戸内海に浮かぶ獄門島を訪れた探偵の金田一耕助。島では名家である本家鬼頭家と分家鬼頭家が対立していたが、その最中に本鬼頭家の三女花子が何者かによって殺害される事件が起こる…というお話。


「5、7、5…そうか!」とかツッコミ所も多々ありながら、役者陣の演技や事件の真相、そして結末にいたる皮肉込みで楽しめた作品でした。
今まで渥美清、トヨエツ版と金田一耕助を見ましたがそれぞれ全然違ってるのも面白く、そして石坂浩二版が好きかなと

欲望が渦巻く島内と終戦直後の混乱によって悲劇的に起こってしまった惨劇には思わず涙も😢

きちがいには注意しましょう

若き日のシャアが出とるのもビックリしたし、何より佐分利信の演技が光っとる