悪魔の手毬唄はちょっと観るのが辛いと感じるところもあったが、獄門島は面白く観られた(自分のコンディションもあるかも。手毬唄リベンジする)
やっぱり市川崑のさりげない演出や色彩のセンスが光っていて、…
俳句に倣った「見立て殺人」。
悲しかったなぁ。
偶然が重なった殺人事件。
条件がひとつ違えば起きなかった惨劇。
基本的には人間の欲が絡んでるんだけど、争いが血縁同士で起こるのってむごい。
複雑…
市川崑の様式美はやはり凄い。流しながら観るつもりが、知らず知らずに引きこまれる。
佐分利信の重厚な演技、石坂浩二、大原麗子、加藤武などなど、みな若く、溌剌としている。
角川映画はつい軽んじてしま…
三作目と、見慣れてしまったのか、前二作よりサラっと観てしまって、驚きや感動は薄かった。原作としてはこちらの方が金田一シリーズ二作目で名作らしい。誰が誰なのか、わかりかけてきたところで物語が終盤になる…
>>続きを読む島の娘さんがいかにも"アタシをトウキョーへ連れ出して!"って感じなのに「この島もいいですよ」とか言うのかっこいい
金田一耕助の人への甘くなさがすごいんだけど、原作は逆に金田一が誘って断られるとい…
戦下で死亡した鬼頭千万太の遺書を届けるため、獄門島を訪れた金田一耕助。その島では鬼頭家の本家と分家が対立しており、通夜の晩に殺人事件が起こる……
1970年代の石坂浩二が演じる金田一耕介シリーズ第3…
前作「悪魔の手毬歌」の方が面白かった気がする。
最後の入水心中は可哀想だったけど、「悪魔の手毬歌」ほど哀しくなかった。
最後に大原麗子が泣きながら鐘をつくのが印象的だった。
金田一耕助が投獄されるの…
原作(そしてテレビ版)とは犯人が異なる事で有名な本作
市川崑監督の拘りに合わせて練られた脚本とキャラ設定は、なるほど、確かに名優らの重厚な演技力(一番良かったのが本鬼頭の先代役 東野英治郎)で納得感…