獄門島の作品情報・感想・評価

「獄門島」に投稿された感想・評価

kuroday

kurodayの感想・評価

2.0
ロケ地や家屋は時代設定に合わせ見応えはあるが、横溝正史原作映画としてみると今ひとつ空気感が伝わってこなかった。
それはキャスティングの問題なのか、佐分利信の和尚役や大原麗子の鬼頭の妹役など大事な登場人物の印象がボヤけた感じがしてならなかった。
なんと浅野ゆう子や荻野目洋子さらに荻野目慶子が出ていたことに気付かなかった事にも少なからず自分自身驚いてしまった。
このボヤけた感じが今回の感想の全ての様な気がする。
Kuma

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3.6
犬神家、手毬唄の後に鑑賞。前作より劣るように思うが、原作はこちらが先。(原作の発表と映画の発表順が逆)

先に良作を見たせいで、物足りなさを感じたのがもったいない。

殺人現場が衝撃的だし、3つぐらいの謎が同時進行するのはさすが。面白い。
先にこちら見てたら感想が違ったはず。
だぶ

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3.0
家督争い手助け映画~殺され方はジャケを見てね~

おさよさんは高齢出産ぽいのに年子で3人て凄すぎ。キラリと光る金歯も素敵

坂口良子も浅野ゆう子も可愛いけど今回はグッとくる脇役がいない。
動機もなーんかふわふわしてるのよね
Abu

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3.8
続いて『獄門島』
いつも以上に女優陣が美しい作品。
『女王蜂』にも出ていた司葉子さんも美しいが、今回は何と言っても大原麗子さんでしょうね。
〜ダブル萌え〜

シリーズ第3作。
今回は島が舞台です。
その名も獄門島。
いつもと同じパターンの話。
そして同じ顔ぶれの俳優陣。
でもそれにたまらなく居心地の良さを感じる。
まずい、完全にハマっている。

映画ですが…
同じような話だからレビューに困る。
でも今回はいつもより少しだけ狂気を感じる。
そしてより切なさを感じる。
いずれにしても【遡り系ドロドロ推理小説】である事は間違いない。

ピーターと大地喜和子の並びのアングルが抜群に良い。
そして突然の切り替えしでアップされた大原麗子さん、そして司葉子さんにドキッとする。
さすが名監督!

最後に佐分利信さんは相変わらず大根だった事に満足する。
commonlaw

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2.5
もう少し踏み込んでくらたらなあ。そもそも回想シーンの多いシリーズなだけに、サスペンス皆無なのがキツい。家の中の檻とか怖くなりそうなんだけどなあ。
やっぱりセットが美しい。襖やら芝居小屋やら、今回は着物が特に印象的で色鮮やかだった。汚しもすごい。死体が奇麗。話はお決まりの流れで、前作と比べて特筆する事はない。同じ様な役回りの人が他人のていで出てくるのが面白かった。
MiYA

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4.0
「プレミアムシネマ」にて。原作は大昔に読みましたが、「きちがいじゃがしかたない」だけをよく覚えています。推理小説としては「犬神家の一族」より本作のほうが優れているのに、映画としては「犬神~」のほうが面白い。優れた映像表現とは何かを考えさせられますね(わかりやすいトリックとか、インパクトのある映像とかね)。

「死体の見立て」というのは、ヴァン・ダインの「僧正殺人事件」以来の本格ミステリーの伝統芸であるわけですが、本作の俳句の見立ての理由に説得力があるかというと、うーん。小説ではそれなりにきちんと説明されて納得感があるのでしょうが、映画の中での説明は限界があったのかもしれません。そこが残念

ただ本作の魅力は、シリーズものならではのキャラの魅力も堪能できるところにもあり、加藤武、坂口良子、大滝秀治が出てくると、なんともホッとします。大原麗子、太地喜和子、浅野ゆう子ら、女優陣が大変美しいのも見所。
fkr

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3.5
@ツタヤ配信 石坂浩二版。言語的だが面白い。 この金田一シリーズって推理ものというより系譜の秘密暴きものなんだね。おどろおどろしい感じが良い。
等々力警部の「よーし、わかった」を聞きたいがために観ました。俳句を使った見立て殺人ですが、動機に説得力がありません。想定されてることがなんだこりゃって感じですよ。相変わらず加藤武が観客目線で推理してくれるので観てて楽しいですし、はじめのはじめしか出ませんが三谷昇の復員詐欺師っぷりも素晴らしいですね。坂口良子はかわいくってお茶目でこんな子いたら床屋通いまくりですよ。
市川崑監督の金田一耕助作品第三作。


前作『悪魔の手毬唄』からなんと同じ年に公開された本作。
横溝正史原作のなかでも最高傑作と名高い『獄門島』。
監督曰く、映像化させるのに最も苦労したらしい。
一番は動機作りなんだとか。


さすがに連続で三作観きったので、流れは大体わかってくる。
あぁこの人は殺されるんだろうなとか、あの警部は「よぉし!わかった!」って言いながら何も分かってないんだろうなとか。
そしておかえり、坂口良子さん。
あんたと金田一のやりとりを見たかった。

戦後が舞台であるのは、『犬神家』や『悪魔の手毬唄』よりも印象が強い。
冒頭から負傷兵の姿をした男が出てくるし、依頼を受けるのも戦闘に参加していた男からだった。
プロットは基本的に『犬神家の一族』まんまだが、スケキヨのようなインパクトのあるキャラがいるわけでもなく、流れは慣れたようなもので新鮮さはちょっと劣る。

排他的な孤島である獄門島。
暗雲が立ち込める島の姿は、禍々しい怨念が浮かび上がったものか。
金田一耕助は、探偵という身分を隠すことで若干疑われたりもする。
孤島っていうのはワクワクするんだよね。
でも田舎の閉塞さや、地元に根強く残る怨念などは今までの作品よりも弱いような気もする。


本作はちょっと人物を上手く捌ききれていない感はあるね。
三姉妹のキャラは非常に濃くて、戦後設定なのにこんな感じでいいのか…?と若干不安だったが、母親の姿を知れば別に不思議ではなかった。
むしろこうなるなとも納得。
鵜飼はキャラが濃いのにあんまり活躍がなかったのは残念だな。
あと伏線が回収されない人物がいるんだけど、あの人はどうしたのだろう。


結末が改変されているらしいんだけど、原作を読んだのが遥か昔で忘れてしまっているんだよねぇ。
確かに監督の苦悩が見てわかる。
動機付けにはかなり手こずってるね。
映画だけの印象だと、やはり弱いし説得力にも欠ける。
重厚さや耽美さも少し影を潜め、ちょっとバランスが悪いのだろうか。
あれだけ死体のインパクトが強い(首チョンパとかそれ要員)にも関わらず、ちょっともったいないよね。
結末の切なさは相変わらずなんだけどね。
この事件の顛末はすごく後味が悪く、どうしてこうなってしまったのかというインパクトが強い。
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