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気狂いピエロのbabyのレビュー・感想・評価

気狂いピエロ(1965年製作の映画)
3.5
疾走感!!!!!!!
爆発感!!!!!!!
幾度となく突っ込んでいく作品は見ていて
退屈なのに飽きなくて、
進んでいくのに何かが壊れてまた進む。
本当にこのバランス感が唯一無二で
不思議だと思う。

パッパッパっと切り替わる画面は
目まぐるしく、落ちる言葉の数々は
詩的でつかみどころがない。
突発的な映像が頭にこびりついて
離れない。正直何がそんなにも
魅力かは、全て言葉にできない気がして
私には伝えられない。
でも、確実に魅力的で好き。

そして、ミューズとしての確固たる
姿とキャラクターを魅せるアンナカリーナ
もうこの映画の魅力を語るための
理屈はいらない気がする
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