トランスマスター

アメイジング・スパイダーマンのトランスマスターのレビュー・感想・評価

4.0
SPIDEY補完計画
アメイジング編 第一弾

ピーターの両親の失踪から物語はスタート。
クラスメイトでNY市警の警部の娘グェンが、インストラクターを務める施設でお約束のごとくスーパースパイダーに噛まれる。
その再生医療の研究室で腕を失った研究者が、自ら人体実験でトカゲの遺伝子融合を行った結果ヴィランになってしまう。
人物相関図がとてもシンプルになったスパイダーマンです。

◆良い点/注目ポイント
・メインヒロインがピーターがMJと付き合う前の元カノ→グウェン
サム・ライミ編はブライス・ダラス・ハワードで今作は、エマ・ストーンという
個人的にビジュアル的に好みな女優が熱演。
・SPIDEYとリザードが図書館で戦闘中の背後に音楽聴きながらノリノリのスタン・リーが登場します。

◆改善点
・最大の残念ポイントは、伯父さんの放つ
「大いなる力には、大いなる責任が伴う。」の名言が無い事。
・主人公はトビー・マグワイアの方が、言いたい事を押し殺し我慢していたり。MJの気まぐれに振り回されて苦労している描写も多く応援したくなりますが、アンドリュー・ガーフィールドの場合、スケボーもできて美人で優しい彼女グウェンもいるので、応援はしません、

◆総括
・サム・ライミ版三部作の方がヴィランの描き方や主人公の金銭的な苦労などストーリーがアメコミ映画以上の完成度でした。人間は、最初に見た方を贔屓目に見てしまう傾向があるので、次回作を見て印象が、変わるのか楽しみです。

-2019年82本目-