ふう

今度は愛妻家のふうのレビュー・感想・評価

今度は愛妻家(2009年製作の映画)
4.2
♪さがしものはなんですか たんたたん
みつけにくい ものですか たんたたん


主人が大好きな映画だということで、
普段は見ないようなものにチャレンジ!

まず薬師丸ひろ子がとっってもかわいい‼️
あれ?朝倉南?南ちゃんですか??
というくらい、とても、とてもかわいい。
「しゅんちゃん、もう!」
って怒ってるところが本当に南ちゃん。
「南ちゃんって三次元でも存在するんだ…」
という感慨とともに、
「だから主人はこの映画が好きなんだな…」
とも。
南ちゃんは彼の永遠の恋人だから仕方ない。
しかたない。
うう。
「ふうを甲子園に連れてって」って言う練習でもしようかな。


そしてそして、脇を固める豪華俳優陣がみんな魅力的!
特に濱田岳さんの少年のような優しくて不器用なキュートさと演技力の高さ。豊川さんと薬師丸さんがちょっとオーバーアクトな分、落ち着いたさらっとした自然体の彼が際立っていた気がします。城田優まで出ていたのにもびっくり。



ちょっとした違和感に
とっても美味しくなさそうなにんじん茶を添えて
楽しく可笑しい物語は
ぽろぽろ ぽろ
っと こぼれ落ちて いって

ううん、ずーーっとそうだったのに、気づかなかったの?
うん、気づかなかったの。
ばかだねえ。
そうかなあ。
そうだよ。

やわらかいところから ポーンと投げ出されたようで
でも振り返ると全部そうだったよなあ、っていうのがとても上手でちょっとにくらしい。



私の大好きな
『回転ドアは、順番に』(ぜひ読んでほしい)
という本に

揺り椅子にまどろむひとの手のなかに輝く海の写真の束

という歌があって、
それがすごくこの映画に合っている気がしたりして
自分の 好き と自分の大切な人の 好き が重なったみたいで 少し嬉しい


自分がどれだけ映画の海を泳いでも見つけられなかっただろう作品を掬いあげてくれた主人に感謝しつつ、
ふうは朝倉南の研究を今日もがんばります。
ふう

ふう