このレビューはネタバレを含みます
2011年鑑賞
鑑賞当時で既に30何年前の作品だった。
もちろん古臭いしテンポもあんま良くはなかったけど、これが優れた映画だってのは感じたよ。
ちゃんとドキドキしたし、面白かった。
やっぱ旦那の目の前で、妻が他の男に犯されるっていうシチュエーションには惹かれてしまう。
何て事してんだよってヒキながら、もし自分だったらって想像して軽く鳥肌立てながら、熱くなるっていうね。
犯されてる妻を凝視しながら、鶴光みたいに「ええか?ええのんか?」ってずっと聞き続けるかもしれない。
どうか感じたりしないで欲しいという思いと、この状況でどえらい事感じてしまってる妻を見てみたいという思いがない交ぜになって、頭がおかしくなってしまうかもしれない。
ただこの構図において、観てるこちらを興奮させる作品として成立させるには一つ条件がある。
それは妻が美しい事です笑
やっぱそうじゃないと、全く、何も感じないw
その点、この作品のコリンヌ・クレリーは素晴らしかった。
金持ちの家に生まれたお嬢さんという設定にピッタリ。
デミ・ムーアの姉妹みたいに見える。
しかしどうでもいいけど、まともな男が一人も出て来ないじゃないかw
クソバカばっかりじゃないのw
そしてラスト。
最近(2021年)観た、これも古い2006年の映画『マッチポイント』と同じ種類のムカつきを覚えたよ。
どんだけ運が良いんだお前は!
何でお前みたいなのがそんないい目に遭うんだよ!
っていう結末でした。