ジニョク

インディアン・ランナーのジニョクのレビュー・感想・評価

インディアン・ランナー(1991年製作の映画)
4.0
『インディアン・ランナー』
チャールズ・ブロンソン☆

私、全く違うものを想像していました。
そのまんまです。
インディアンの酋長・ブロンソンが滅びゆく自分の種族を守るため、町の野郎どもと闘うお話。。
野郎ども代表はヴィゴ・モーテンセン。
それを制するのが保安官デヴィッド・モース!

なぁーんて、あぁ!恥ずかしい!笑

今作はショーン・ペンの初監督作品。
デヴィッド・モースは実直な警察官で、
ヴィゴ・モーテンセンはその弟。
ベトナム帰りの札付きのワルです。
ブロンソンさんは2人の父親役でした〜(^◇^;)

ブロンソンさんに拳銃も拳も必要なし。
可愛い孫までいるおじいちゃん。
そして、まさかの自主的途中退場!
そんなわけで、残された2人の息子たちが主役なわけですよ。
(いや、初めからそうだってば!)

男性にとって奥さんを持つ、子供が生まれるってどおゆう事なんでしょう。
弟フランクはその責任ある立場が不安でたまらない。
奥さんに酷い言葉を吐いてみたり酒場で飲んだくれて暴れてみたり。

兄ジョーはそんな弟を見放さず、なんとか”普通の生活”をしてもらいたくて何かと世話を焼く。

兄役のデヴィッド・モースの弟を見る眼差しがたまらない。
愛と悲しみに満ちていて、どうにもならない弟の態度にこれでもかと手を差し伸べる。
なんだか胸に刺さる重たくてたまらないやつでした。
音楽がまた良い!
ジャンル的にはブルースなのかな。
ちゃんと調べろ、私。


残念なブロンソンさんとの久しぶりの再会でしたけど、そんな作品もあるよね☆
めげずにまた会いに行きます♪
ジニョク

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