髙橋佑弥

ゆがんだ月の髙橋佑弥のレビュー・感想・評価

ゆがんだ月(1959年製作の映画)
4.5
昨年十月『人間狩り』の衝撃再び。姫田の撮影が神懸かり。冴え渡るパン。カット割は必要最低限。尽きぬ"場所"の魅力。長門演じるナイーヴチンピラの芯のなさを反映するかのように移りゆく筋立て。乗り物"到着"で推進する場面転換/語り。画面という画面に緊迫が漲る…超絶傑作。
年間、年代どころか、もはやオールタイムベスト。

2020/09/08
髙橋佑弥

髙橋佑弥