このレビューはネタバレを含みます
面白いような、面白くないような、面白くないような、面白くないような…という感じの映画だった。
勝新がジーパン履いてるのが何か新鮮だった。ジャンパーもジーパンもよく似合っていた。
「悪人は殺してもオッケー」という団体にスカウトされた勝新が大暴れする映画。勝新の魅力はやっぱり威勢が良いところだと改めて思った。自分は勝新と真逆で陰気な根暗なので、スクリーンの勝新が眩しい。
「ちくしょう!男一匹、どこで死のうがおんなじでい!」
全編に渡って洒落た渋いジャズ?のような音楽が流れ、クライマックスの決闘シーンも真っ暗で人の影と銃声ばかりのカッコ良さげなシーンがしばらく続く。
こういうのがハードボイルドなのだろうか?非常に観にくかった。
勝新も色んな役をやって、自身のパブリックイメージを打ち破ろうとしていたのかも知れない。