トランスマスター

X-MEN:ファースト・ジェネレーションのトランスマスターのレビュー・感想・評価

3.0
♯101(2024年)X-MEN第一期生

舞台は米ソ冷戦の時代
CIAは世界征服秘密結社「ヘルファイヤークラブ」の調査を進めていた。協力を仰がれた遺伝学研究者にしてテレパスのチャールズ・エグゼビアは極秘研究施設「ディヴィジョン X」メンバーとして捜査に協力する。ヘルファイヤークラブのリーダー、セバスチャン・ショウを敵と追い求める金属を動かせるミュータントとも運命の出会いを果たし、彼らは世界各国の同じミュータント達を探索する。集まった若きミュータント達に、力の制御を教えるチャールズ達。しかしそこにショウが糸を引く米ソ最大の衝突危機であるキューバ危機が迫っていた。

◆良い点/注目ポイント
・ローガンのカメオ出演有り。
・エリックが主人公のような描かれ方をしておりスーパーヴィランのマグニートーに至るまでの過程を丁寧に描いています。
・ハンクは、レイヴンの血清であの姿になり、チャールズが車椅子になった理由も明らかになります。

◆改善点
・無し。

🔳ミュータントとその能力
【X-MEN陣営】
チャールズ・エグゼビア:プロフェッサーX
遺伝子や突然変異の権威で大学教授
実家は資産家
ニューヨーク州ウエストチェスター郡セイラムセンターグレイキン通り1407にある豪邸は、X-MENの作戦本部として使用している。
テレパシーで心を読み、人をマインドコントロールする。X-MENの創設者

エリック・マグナス・レーンシャー:マグニートー
強制収容所で生き延びたポーランド系ユダヤ人。磁力を操り金属を自由に操る。
後にブラザー・フッド・オブ・イビル・ミュータントを発足する。

レイヴン・ダークホルム:ミスティーク
変身能力を持つ少女。幼少期からチャールズと共に暮らしているが、イケオジのエリックになびいてしまう。

モイラ・マクダガート
CIA諜報員、ミュータントの理解者。セレブなチャールズに惚れている。
コミックスではショーン・キャシディ:バンシーと恋に落ちた。
またCIAではなく遺伝子突然変異権威の博士の設定。

アーマンド・ムニョス:ダーウィン
環境に適応できるカメレオン。

ハンク・マッコイ:ビースト
身体能力の高い科学者
15歳でハーバード大卒
ステルス戦闘機やエグゼビアの能力を拡張するドームセレブロも作る。

アレックス・サマーズ:ハボック
胸から赤い破壊光線を出すスコット・サマーズ:サイクロップスの兄。
恋人はローナ・デイン

【ヘルファイアークラブ陣営】
セバスチャン・ショウ:ブラックキング
70’sにロンドンに設立された世界征服秘密結社のボス
元ナチスの科学者、ソ連とアメリカをけしかけ人類滅亡とミュータントによる地球の支配を目論む。
ニューヨークのアッパーイーストサイドのセントラルパーク付近を拠点として活動している。

エマ・フロスト :ホワイトクィーン
テレパシーと身体をダイヤモンドにするセクシーな女性 幻のハニートラップをかける。
後にチャールズの元で若いミュータント・チームのジェネレーションXの教師になる。

エンジェル・サルバドーレ:テンペス
トンボの羽の生えた空飛ぶストリッパー、唾は酸

アザゼル
瞬間移動の悪魔、ナイトクローラーの父。

ヤノーシュ・クエステッド:リップタイド
体を回転させて竜巻をおこす。
NYのヴィランチームのマローダーズにも所属。

ショーン・キャシディ:バンシー
インターポールの刑事だったが妻の死を境にニューヨーク市警の刑事になるがその後闇堕ちする。その後悪の秘密結社ファクター・スリーに隷属。その後X-MENがファクター・スリーを壊滅し、のちにX-MENに参画する。
超音波を口から発するそれを利用して、飛行や海中ではソナーとしても機能する。

◆総括
・ミュータントの若き日を描いた前日譚。
エグゼビアとエリックの思想の違いは、キング牧師とマルコムXと比較されるとの事。
アメコミ映画なのにヒューマンドラマでした。

初回視聴
2019年6月18日
鑑賞方法:DVDレンタル

2回目視聴
2024年5月21日
鑑賞方法:DVDレンタル

-2019年100本目-
-2024年101本目-