「死ぬまでセックス、死ぬほどセックス」
これは週間ポストの人気記事のタイトル。団塊の世代をターゲットにこの特集を組んで以降、同紙は売り上げを伸ばしたのだそう。高齢者の性欲は侮れない。
本作を観ながら、ふとそんなことを思い出した。というのも、性欲の塊のようなジジイが化け物と化し美女を襲うという話だから。もうね、淫獣ですよ、淫獣。底知れぬジジイの性欲をホラー化した映画ですね。
そういえば、スチュアート・ゴードン監督の前作「死霊のしたたり」もそんな話だった。若い女子大生に心ときめかすジジイが生首になって、女子大生の身体をペロペロするという。
両作でジジイにペロペロされる美女を演じたバーバラ・クランプトンは淫獣にとっての女神さまだな。
話の手抜き感は否めないものの、グッチャグチャドロドロ描写がとにかく楽しい。