上海十月

どたんばの上海十月のレビュー・感想・評価

どたんば(1957年製作の映画)
3.8
橋本忍と内田吐夢の共同脚本で原作は、菊島隆三でNHKのテレビドラマで当時は生放送ドラマを映画化。炭鉱に閉じ込められた5人を救い出す話で朝鮮労働者差別やノロノロした救出作業を批判している。観ながら、名古屋弁出てくるし御嵩町が出てくるんで、岐阜あたりに炭鉱なんかあったか?と調べてみると亜炭の日本最大の産出地域で無責任にあちこち無計画に掘りまくったので今でも空洞のせいで陥没事故が多発している。御嵩町で炭鉱やめたのは、1968年なんで、公開当時の雰囲気は多分5人救出映画で町ぐるみで応援している感が漂う。しかし零細炭鉱業者があちこちにあって過酷な労働と零細さが感じられ静かに批判している感じがしますね。
上海十月

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