ノブゴロウ

軍鶏 Shamoのノブゴロウのレビュー・感想・評価

軍鶏 Shamo(2006年製作の映画)
2.2
原作は日本の漫画で香港・日本合作で舞台は日本で登場人物も日本人の設定だが台詞は全て広東語なので作品の雰囲気は香港映画
優等生だった少年が親殺しの罪で少年院に送られ、そこで残酷なイジメを受けるが体育の教官から空手を習い始めたことで成長していくと言った“修行して強くなる”という描写は香港映画の得意とするところなので香港映画とは相性の良いシナリオ

所々で破綻した部分や緩い部分もあるが「香港映画だから」と謎に許容出来てしまうのが香港映画の凄いところ

役者も良いしアクションも良かったが日本との合作だからと日本側からのごり押し感漂うラスボスとのクライマックスがイマイチ盛り上がりに欠けていて締まりが悪く作品全体を残念にしてしまっているように思う