軍鶏 Shamoの作品情報・感想・評価

「軍鶏 Shamo」に投稿された感想・評価

LEE

LEEの感想・評価

3.5
日本の漫画を日本人がプロデュースしたのに何故か監督も主演も香港陣という謎の映画
原作は実は読んでたり……


SPL2を撮ったソイチェンだけありどん底の人間を描くのが上手い
ショーンユーもンジャンユーも梁小龍も日本人というのには違和感をどうしても感じてしまうが、作品全体の雰囲気はとても良かった
少年院のくだりはちょっとダイジェスト感が強かったが(アクションも)色々と描かなければならないことが多そうだったのでそこはあまり気にはならなかった
途中までは完成度も高く本作の酷評が多いのは何故だろうと思って見ていたが、その理由が終盤で分かった
原作では主人公が親殺しをしたという設定だったが、映画版では妹の罪を被って捕まったという設定に改変されていた
確かに映画としてまとまりがいいのは改変後の設定なんだけど、最悪の人間がどんな手を使ってもいいから自分の存在を世に認めさせるというこの作品の根本的な部分から逃げてしまっていたので実写化した意味が薄く感じられてしまった
でも脚本に原作者も名を連ねているのでそこは公認なのかな…?


アクションはショーンユーもンジャンユーもアクション俳優ではないんだけど見応えのあるアクションに仕上がっていた
梁小龍もアクションしてくれるのも嬉しい
でもやや不満もあり一つは試合のロジックがしっかりしてないこと
ヤンキーの喧嘩アクションとかだったら気合いで形勢逆転とかでもいいかもしれないけど、格闘技を描くなら敵のこの技の際にできる隙を狙って…みたいな攻略法をしっかり描いて欲しかった
あとは最後の魔裟斗との戦いをしっかり描いてくれなかったこと
せっかく格闘家を連れてきたなら普通の俳優やスタントマンにはできないようなものを見たいんだけどごまかしごまかしな感じでもったいないように感じた(あと魔裟斗演じる菅原のキャラクターの掘り下げも浅い



原作を知らない方が逆に楽しめるかもしれない一本
散々書いたけどそこまで嫌いではないです(正直原作の落とし所もアレだったので…
漫画を実写化する事を嘆かれる事案は多々聞きますが、これも例に漏れずなかなか酷い。全体的にチープで薄っぺらい。
めぐみがお母さんに電話をかけるシーンもよくわからないし。
原作を読んでませんが原作を読んでる方はもっとガッカリすると思います。
吹き替えで観るともっともっとガッカリします。
sooosan

sooosanの感想・評価

1.5
闘争感。
国民性(?)なのか、私はあまりしっくりはこなかった
魔裟斗が好きだったから観ました
ドン底から這い上がっていくプロセスは好きなんだけど、イマイチでした。
gonza

gonzaの感想・評価

2.3

このレビューはネタバレを含みます

観てきやしたッ!映画『軍鶏』ッ!!

撮影場所、出演者が香港をメインにしてるし、
ドーなることかと思ったけど
…想像してたより良かったです♪

逆に日本で『肉体派アクション』を元に
『軍鶏』を撮ろうとすると、
キャスティングでめちゃくちゃ困っただろーなぁ;
やっぱハングリーさがモノをいう作品なんで、
日本人じゃ思いつかない。
結果、今回の映画化が、
一番しっくりきたのかも知れないね。

ストーリーは端折りながらも、原作に忠実でした。
ま、流れ上、キャラクラーの登場順や、
キャラミックスされてはいたけど、
そんなには気にならなかったかな~って感じ。

軍鶏って作品がやっぱ暗いし、
エンタメ向きじゃないかな~と思ってたんですけど、
映画の内容、ラストは原作者・橋本以蔵の
オリジナル要素がふんだんに盛り込まれてて、
漫画とは一味もふた味も違った、
オリジナリティーがありました。
主役の成嶋亮を演じたショーン・ユーも
バッキバキに鍛えられててカッコよかったです♪
『インファナル・アフェア1・2』で
ヤン役の青年役で憶えてたんで、演技力は極上でした!
敵役・菅原直人役の魔裟斗の演技は
観てるこっちが赤面しそうでした。(笑)

印象に残ったのが、
成嶋亮が原作より凶暴、
凶悪じゃなかったこと。
多分、原作ファンの人が観たら
物足りない感もあったんじゃないかなぁ、と。
でも、最後まで観るとそれが解った!
原作の成嶋亮が戦ってた理由は、『自分の為』、
『痛みで感じる事のできる『生』の為』に戦ってきた。
しかし、映画の成嶋亮は、『守る為』に戦っていた!

『親殺し』
これが彼、成嶋亮に課せられた十字架。
しかし、実は妹・夏美が精神疾患、
神経衰弱、精神不安の為、
彼女が両親に刃を向けたのだったッ!!!!
(コレは映画のオリジナル部分の一つ)

その妹をかばう為に、兄の成嶋亮がその罪を被った。
それを考えると、作品中の彼の行動、
発言等は幾分か『優しさ』が見え隠れしていた。
宿敵・菅原を焚きつけるために、
婚約者の萌実を襲うシーンがあったんだけど、
原作じゃがっちりレイプしてたけど、
『あえて』映画じゃなかったし。
あと、めぐみに対してや、
トーキチに対しても原作より優しかったなぁ。
黒川のオッサンに対しても、ね。

そして、菅原直人との対決!
正直、エンタメ意識した映画じゃないから、
逆転勝ちなんて事はなかったけど、
ラストで立ち上がった亮に、感動してしまいましたッ!
なかなか、熱かったです!
でも…賛否両論、分かれるところやろうなぁ~;

  「えッ!?これで終わりッ!!??」

って思った人も多かったやろーなぁ。

あと、キル・ビルVOL.1でも観た『胡散臭い日本観』が、
辺り一面に散らばってて、なかなか面白かったです♪

テーマ曲のへヴィロックもカッコよかったですッ!!

『生きること』が凝縮された名作(?)ッ!
一見の価値アリッ!…かも?(笑)
16歳の亮(ショーン・ユー)は、両親惨殺の罪で少年院に入る。院長(石橋凌)をはじめ周りの少年たちにも親殺しとして目をつけられた彼は暴行され、地獄のような日々を送っていた。やがて唯一残された妹(ペイペイ)までもが彼の元を去り、絶望した彼は自殺を図るが、空手教師の黒川(フランス・ン)に救われ空手の猛特訓を始める。
Lenely

Lenelyの感想・評価

2.2
原作漫画を漢民族が実写化した映画だが原作で描かれていたものとは少し脚色を加えすぎている印象。とはいえ悪くも無いできに思うことは日本映画じゃしょうもない映画に成り下がってただろうと思う。
troy

troyの感想・評価

2.4
「原作ファンとしては肩透かされ感が逆に清々しい」なんで日本で映画化しないのよおおお!魔裂斗、棒読みすぎるよおおお!原作の菅原はヘビィ級なのよおおお!あんたはミドル級じゃないのよおおお!ヘビィ級の期待は見事に打ち砕かれ、ミドル級どころかストロー級の感動が残りました。
原作のエグさクズさが全くなくなってた。
漫画と映画じゃ尺の違いもあるのでストーリーやキャラを変えるのは悪い事とは思わないんだけど本質は変えちゃいけないと思うんだ。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.6
荒唐無稽ならぬ“荒倒無境”か…荒らぶる拳が前進あるのみの劇画として楽しんだ余韻。
我が国の原作漫画は未読だが、香港で映画化…何人かの日本人俳優も迎えて、ダークかつスタイリッシュな仕上がり。
も、ストーリーには無理があり、噂の衝撃的なバトルの結末描写も安っぽくしちまった感はあるが、アクションに熱くなったもん勝ちってコトで。
ショーン・ユーの鬼気迫る熱演はもちろん、フランシス・ンが見事にハマり、あの魔裟斗の凄みもいい。
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