真田ピロシキ

ゾンビランドの真田ピロシキのレビュー・感想・評価

ゾンビランド(2009年製作の映画)
3.5
良い評判は聞いてたが、引きこもりのオタクが主人公のゾンビ映画ということで引っかかるものがあり未鑑賞だった。オタクの内輪ノリみたいな映画じゃないかと。結果としてはなかなか面白かった。人付き合いが苦手でゾンビアポカリプスでは定めたルールを厳格に守って生き延びてきた主人公が惚れた女のためにルールを破ってヒーローとなる。対照的なタイプのタフガイ男とも気の知れた相棒となってて男の成長物語として楽しめる。コメディなのでゾンビ殺しにも屋上からピアノを落としたり、遊園地のアトラクションで刎ね飛ばしたりとユニークな方法がたくさん。本人役のビル・マーレイの自業自得としか言いようのない死も可笑しい。