どこを取ってもウェス・アンダーソン！
赤だらけの鮮やかな色彩。時々見せるシンメトリー。個性が強いキャラクター。独特のテンポ。話自体はよくあるのにこの監督の手によって一気に画面に引き込まれることになるだろう！ウェス・アンダーソンの入門編にいかがかしら？
ストーリーは、かつて天才ファミリーと言われたテネンバウム家は、ある日父のせいで家族崩壊。しかし父の余命を知り、約20年ぶりに再び家族が集まるファミリー映画。
ウェス作品の子供はどこかひねくれてるキャラが多いのが良い。内に秘めるダークな部分というか、子供心を細かく描写するような。だからって万引きを教えちゃならんわな。
父がかまってちゃんになるのは歳のせいかな。あの歳になると空虚感とかが襲ってくるもんね。知らんけど。でもプライドは捨てられないから素直にそう言えないんだね。不器用でかわいい奴めっ。
次男のリッチーは剃ったあとのほうが断然イイ！
