シュタウフェンベルグ…
なんでドイツ人の名前はこんなに
覚えにくいんだろう…
第二次世界大戦下のドイツ。
1944年に起きたヒトラー暗殺未遂事件
「ワルキューレ作戦」を実行した者たちを描いた実話。
「ドイツ人は全員が悪者だ」と考えられていた中
ナチスに歯向かい平和なドイツを取り戻そうとした男たち。
歴史で学ばない限りは日本で知られることはないんでしょう。
でもドイツでは「ワルキューレ作戦」は
名誉の反逆であり、英雄的行為だった。
ストーリーは事件の主要人物
シュタウフェンベルグを中心に描かれてる。
何があってもドイツをナチスの手から解放するという信念のもとに戦ったナチス将校。
けっこう気の荒い性格で
自分の言うことは絶対みたいな雰囲気あったけどね。
過去は変えられないけど
こういう事件を見てると
「ああ、ここでこうすりゃいいのに」と
毎回思ってしまう。
泥沼化したナチスを救い出す唯一の手だったんじゃないか。
かなりドキドキする演出でした。
この事件について細かく知ってる人は
少し物足りないかもしれません。
トムクルーズはMIを彷彿とさせます(笑)。
ビルナイは相変わらず渋いです。
ワルキューレ作戦を知るにはいい作品かと。
当時のドイツにも、こういう人がいたんだ、
と改めて考えさせられます。