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ランボー/怒りの脱出のNYoLoのレビュー・感想・評価

ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)
3.6
かの有名なセリフを聞くために1作目を観たのに肩透かしを喰らったわたしは、再びランボーの世界へと身を投じたのであった…

ってなわけで、2作目です。

単発ではもったいないキャラ設定ですもんね。ランボー、再び戦地へ赴きますが、今度は積極的に国に(というか軍組織に)裏切られる。

これ見よがしの電気ショック拷問。真に迫ってるんだけど、完璧なライティングで見事に割れた腹筋を照らしたいのか、なんだか長め。ぜひご確認を。

泥や、泥っぽいもっときちゃないものに塗れ、もはや必要ではないはずのバンダナも、トレードマークになっちゃったのできっちりと巻き、ばったばったと敵を倒していくランボー。

はなから見捨てられようとしていた捕虜達もきっちり回収して、どうやって撮影してんの?ってくらい千鳥足なヘリコプターで帰還します。

長めの切れ味抜群なナイフはやっぱり必須。

2作目とあって、ほんのりロマンスもあるけれど、なんの都合か直後に蜂の巣になる彼女がちょっと笑えてしまった…

そしてラスト、やっと聞けました。

「俺たちが国を愛するように、国にも俺たちを愛してほしい。」
そう、それは今やいどころがなくなったランボーが、共に戦った仲間の気持ちをも代弁した、彼の心からの願いでした。

(多分3作目は観ないだろう)
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