ルッキオ

ランボー/怒りの脱出のルッキオのレビュー・感想・評価

ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)
4.0
ベトナム敗戦の悲哀を描いた一作目から、強いアメリカを表現すべく描かれたマッチョ映画第一号(という認識でいいのかな)
「地獄の7人」やら「地獄のヒーロー」やら似たような映画が多かった時代。まさに80年代の映画。

公開直前にレバノンやキューバで戦争やってただけに、戦争バンザイと受け取られてもしょうがないのかな。
捕虜というベトナム戦争の傷跡を描いているにも関わらず、そういう風に見えないのは描き方に問題があるんでしょう。(キャメロンの脚本参加は第一稿まで)
脱出とかいいつつ、後半はただただ殺戮の限りを尽くす。

そんな社会的背景なんか知らない当時の僕は、アクション映画として大変楽しく観ました。
元祖(?)片腕マシンガンは「コマンドー」より、泥に隠れるステルス戦術は「プレデター」より先にやってましたね。
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