あけび

シェルブールの雨傘のあけびのレビュー・感想・評価

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
3.6
こんなに悲しい気持ちになる映画だなんて。
名作ですが切なくてやりきれない気持ちになりました。

愛した人の顔さえも朧げになっていく
時の流れというのは残酷です。

2人の選択は幸せになるために正しかったと思いますが、正しいからこそ切ない。でもそれが人生なんだなあとしみじみしました。

全編歌で構成されてるので、ミュージカル苦手な方は違和感あるかも。
また淡々としているのでちょっと尺長めに感じます。
個人的にはロシュフォールの恋人たちの方が観ていてたのしく好きですが
こちらが大人の向きなのかもと思いました。
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