まめまめちゃん

ランボー 最後の戦場のまめまめちゃんのレビュー・感想・評価

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)
3.5
1作目の次に今作を見ました。1作目から26年後のミャンマーが舞台です。

当時の?ミャンマーでは、軍事政権がカレン族を凌虐していました。タイのジャングルでひっそりと暮らしていたランボーは、ある日その地に必要な薬を届けるために現地に送り届けたグループが、軍事政権に拉致されたことを知ります。そして数人の傭兵とともに現地に向かったランボーは…という物語。

後半の大爆発、大殺戮が凄い。そしてランボーは1作目は技巧派って感じでしたけど、今作はランボーの敵を圧倒する迫力が凄まじくてそれだけで勝てるんじゃね?と思わせられます。武器はDIYなんですが、ライフルとか拳銃なんてものより今作のランボーには似合ってました。さらに現地での機関銃攻撃のヒット率高すぎでした。

軍事政権の極悪非道さが前半で描かれるため、ランボー&傭兵たち行け行け殺れ殺れしかなかったです。なんの権利があって、そこに住む人間や自分らに反対する人々を虐待、虐殺するんでしょう。病んだ権力者とそれに従う集団心理的な?にしてもこれは数回死んで償ってもらうべき。人数が多いので人ひとりに穴があく描写が連続する感じですが、虐殺された人々や怪我をした傭兵やランボーの傷を思うと、良かったやん一瞬で済んでとしか思わなかったですね。そして薬を運びたいとか言って丸腰のNPO法人のグループは、ランボーの言うこと黙って聞きやがれと腹立たしかったですわ。あんたらを運ぶだけで命がいくらあっても足らんよ。次からはてめーらで泳いで行けや。

国に帰ったランボーに穏やかな日々が、そこから12年続いてるといいんですけどね。違うんでしょうね。新作に続く…。