アルプスの山に暮らす年頃の女子ハイジ。恋人であるペーターが自家製闇チーズを売った罪で目の前で惨殺され、祖父も家ごと燃やされ自らも収監されてしまう。
怒りに燃えるハイジは復讐を誓い…という物語。
日本刀とか槍とか手裏剣とか使った山中でのトレーニングシーンが出てきたり、
お師匠さんが美輪さま風(下から黄緑のライトを当てている)だったりするんで、
ちょっとニッポン好きな人が作ってるのかもしれん…？
そもそも独占企業のチーズはなぜ元々あれほど評判が悪かったのか。
乳糖不耐症ってあんな感じじゃなくない？
人工的に作られたチーズでスイス国民を牛耳ろうとしていたようだが、仕上がりがアレじゃ困るのでは。
収監した女性たちをムキムキにしたいみたいだったけど、実際ムキムキなのはほんの数人(てか2人ね)。頑張って食べてたクララも激ヨワ。クララとハイジの間に芽生える友情エピソードも特になし。
チーズ会社の社長兼大統領が、他国の要人をあんな目に遭わせて大丈夫なのか。
ラスボスはあんな閑職(ハンコを押すだけ)に就いていながらいざという時動ける奴には見えん。
女性の肌の露出が大胆だったけれど、スイスって季節によってはそんな薄着でも大丈夫なのだろうか。
無駄に癒着した関係あるもさして結果に影響せず。さらに無駄に惨殺しまくるのだが、そこは製作者の趣味なんだろう程度で深い意味なし。
国家の機密を握ったでもなし、ハイジには特別な何かがあるのかなーと思ったけどそれもなかったようだ。
大して褒めるところなし。そもそも物語になってない。きっかけと結果がそこにあるというだけ。
たぶんあの山の風景も川の風景もCGだろうし、
爆破シーンを撮りたかったんだろうね。
楽天ポイント損したなー。
次回作は「ハイジとクララ」と言ってるけど本当にあるのか…？
クラファンで頑張って仕上げた情熱に対しこの点数を捧げます。
