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『新・狐と狸』に投稿された感想・評価

半兵衛

半兵衛の感想・評価

3.7
日本喜劇人協会結成記念映画と銘打っているだけに登場する喜劇俳優の面子は前作以上に豪華で、ちょい役で由利徹や南利明、藤田まことが出てくるのに驚き。そんなオールスター作品にも関わらず松林宗恵監督&菊島隆三脚本コンビはスマートに仕上げて前作にも負けないタフな行商人たちのバイタリティー溢れるドラマに仕上げているのに感嘆。

喜劇役者たちに紛れて出演する池内淳子が女手ひとつで家族を養う行商人を好演してドラマにリアルな感触をもたらす、加東といい仲になった池内が宿屋でことに及ぼうとするときふと目にした物からお互いの出自を再確認して何もせず別れる場面はアダルトな悲哀を感じさせる名シーンに。

ラスト一世一代の大勝負による詐欺寸前の商売をしくじり逃げる途中の加東がギリギリのところで見せる人間性にグッと来る。

それにしても森繁久彌や伴淳三郎、三原葉子、池内淳子、高島忠夫、フランキー堺とやけに新東宝出身の役者が多いがもしかしたら同じく新東宝出身の松林監督が本作を通して前年倒産した新東宝に在籍していた役者やスタッフへのエールを送っていたのではと勘ぐってしまう。

森繁は前作の行商人からストリッパー(三原葉子!)のヒモに転落しているが、あまりにも様になっていて本当に経験があるのではと思ってしまった。
宝塚映画祭二日目。
62年の東宝配給・宝塚映画ということで齢82歳の母親を伴い見物。
特に関西人には嬉しい喜劇人(ほぼ)結集で菊島隆三の脚本も精一杯ご健闘。
今日は当時チーフ助監督を務めた高田昭二さんが高齢を押してご登壇。(助監督やりまくった後TVドラマ950本演出というキャリアには感心するしかないけど)
いみじくも彼が言ったように時間とともに内容を忘れてしまう、そんな映画の一典型ではありました、すげえおもしろいんですけどね。
因みに母親は先日見た70年代の英国ロックバンドを描いた音楽映画がよりお気に入りのようでした。
なんだか今の時代に通づるな。
行商人という職業が衰退していこうとしている中で、
どのような行動を取っていくのか。
フランキーのような若者、最後まで続ける加東大介。人それぞれ。
現在も、ロボット化が進んで、なくなる職業もたくさんあるんだろうな。
そのときどう生きていくのか。

足を洗う者を見送っていく加東大介がやはりいい。
金比羅山の近くまで来てるのに、「ここで失礼」と待合所で拝むギャグも詐欺師らしくて、とても良かった。

にしても出演者が豪華過ぎて、見ていて飽きない。
前回よりもパワーアップしていて楽しい。
ただもっと、瞬間的に出てくるコメディアンにもっと美味しいシーンにして欲しかった。
浪花千栄子さすが!!

森繁のストリップ小屋の店主の如何わしさが素晴らしい!
踊る阿呆に観る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損損!
人間どこまで阿呆でいられるか。
そこが勝負かしら。

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