Stroszek

1984のStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

1984(1956年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

1954年。原作はジョージ・オーウェルの同名小説。かなり改変が施されている(まず党員がオーバーオールを着ていない)。ウィンストンは金髪で小柄な痩せ型の男だが、黒髪でかなり堂々としたエドモンド・オブライエンが演じている。逆にジュリアは金髪で女性らしい容姿に。食堂で家族制の廃止を求める女性党員の姿は原作にはない。映画ならではの反フェミニスト的描写か。DVDの作品紹介に述べられている通り、男女のロマンス色が強い。ジョージ・ブラックウェルらのSFXスタッフが手がけた真理省と平和賞の巨大ビルのデザインが近未来的。
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