りか

美女と野獣のりかのレビュー・感想・評価

美女と野獣(1991年製作の映画)
4.5
もう何度も何度も何度も観て、歌も展開もセリフも全部わかってるのに、同じところで毎回泣いてしまう、大好きで大好きで堪らないわたしのディズニーアニメーションNo.1の作品😭✨✨✨
金ローで観ながら、当たり前のように朝の風景を口ずさんでいたら、隣で一緒に観(させられ)ていた彼から「え!ちょっとひく!」と言われて「は?ディズニーソングはカラオケでガチ熱唱するのが常識ですけど」と意味不明に半ギレしちゃった。

まあそんなエピソードは置いておいて、美女と野獣の何が好きって、とにかくベルが大好きなんです🥺✨
ベルは聡明で美しくて、周りの意見や価値観に囚われずに自分の意志もしっかりとあって、見つめている世界がもっともっと広く未来に開かれているからこそ、「もっと素敵な世界がわたしを待ってる」と未来にワクワクしながら明るく生きている。
そのポジティブで不思議な魅力が、彼女を取り巻く人びとも視聴者をも惹きつける。
どの時代においてもこういう人って憧れられるんじゃないかな。
ディズニーのオリジナルバージョンとして上映されたのが1991年とのことで、もう30年近く前になるというのに、今観ても色あせない。
思い出補正も当然あると思うけど、どの年代の女性もベルを観てうっとりしてしまうと思う🥺✨
ダンスホールに優雅に階段を降りてくるベルがもう神々しくて、黄色のドレスは女子の永遠の憧れ🥺✨

ビーストもほんとに魅力的だよねえ。
登場シーンは圧倒的な恐怖と威厳で全てをねじ伏せるような描写があるのに、ルミエール、コグスワース、ポット夫人にちょいちょい叱られながら素直にいうことを聞こうとする→うまくいかなくてキレる→しゅんとするというなんとも母性をくすぐられるかわいさが心ををつかまれる。
「野獣、頑張れ」ってなっちゃう🥺
この頃の山ちゃんの声素敵だなあ。
ディズニーでもいろんなキャラクターを演じてるし、七色の声を持つ山ちゃんだけど、実は一番好きな声としては野獣なんだよね。
山ちゃんらしさで言えばもちろんジーニーだけども☝️

で、美女と野獣は脇役もみんな素敵。
ルミエール、コグスワース、ポット夫人、チップはもちろん、ルミエールといちゃついてるフェザーダスター(というらしい)やワードローブ、そして足置き?のわんちゃん(フルフルというらしい)などなど可愛くって魅力的で愛嬌ありまくり🥰
個人的にワードローブがオペラ歌手並みの歌唱力ってところがツボ。
この脇役たちが歌う『人間に戻りたい』は大好きな曲のひとつ。
2人並んで座って(ビーストがうっとりベルのお話を聞いてるところがいい!)、ベルがビーストに文字を教えてあげるシーンが好きだったのに、いつの間にかカットされるようになって、「あれ、この後くらいにあのシーンなかったっけ?わたしの錯覚だったのかな...」と子どもの頃思っていたけれど、どうやらオリジナル版ではカットされてしまったのだそう。
あのシーンがあるから、ベルとビーストの関係がさらに深まっていく過程が見えたり、従者たちがどれほど人間だった頃を懐かしんでいるのかがわかって、より感情移入できるシーンなんだよねえ🥺✨
ディズニーアニメーションといえば、ファンタジアから始まりシンデレラ、白雪姫、魔法にかけられてなどプリンセスものにはには欠かせないお掃除シーンだけれど、ここでもお掃除シーンがたっぷりとあって、あのいつものホウキやモップが出てきて、このあとで2人が踊るダンスホールの床がぐんぐん綺麗になっていくところや、庭先が綺麗になったりとちゃんとみんなが2人の恋をうまく盛り上げようとがんばるところがもう大好き🥺✨
アランメンケンの曲作りのセンスにも毎度脱帽。
本作はフルフルというわんちゃんばかりが目立つけど、このお掃除シーンには、何に使うんだかよくわからない物になってしまった猫も出てくるんやぞ!

アランメンケンの曲は全てもう大好きすぎるけれど、美女と野獣の中でいえば、朝の風景、愛の芽生、一人ぼっちの晩餐というかもう全部か😅
どの曲も大好きなんだけど、何気に強いぞガストンとか、ガストンが城に乗り込むときの歌も好き。
ガストンもそのくだりもやめてー!てなるんだけど、曲調とかかっこいいよねえ🥺✨
「お願いこの子を野獣に食べさせないで頂戴」の台詞でなぜか毎回泣きそうになる😭笑
ガストンは、顔と筋肉と強いぞーしか褒められてなくてかわいそう😂😂笑

あーもうなんだろう、語り始めたらキリないな。😂

ダンスホールでのベル、最高に色気あるよね?🥺野獣の腕をぐいって寄せてあの斜めの顔、ちょっと最高すぎ🥺❤️
あと、小鳥と戯れたあとにふと立ち上がるときに、ビーストの腕をふっとさわりながら立ち上がるあの感じも最高だよね🥺❤️
あとちょっと困ったような優しい笑顔も大好きだよ🥺❤️
ビーストに『ダメ。死なないで。私を置いていかないで。愛してるわ。』のセリフはもう何度聞いても泣いちゃう😭😭😭
そしてそのあとの、シュンシュンシュンて光が落ちてきて、人間にもどるときのサウンドは、そう、わたしが愛してやまなかったワンス・アポン・ア・タイムのショーに使われた曲の最高潮に向けた、だんだんと盛り上がっていく一節に使われてるんだよねー😭✨✨
あー、もうだめだね、愛が止まらない😭笑

とにかく全シーンが大好き😢❤️
チップとパパのコンビも好きだし、ポット夫人とのセカンドライフを予感しちゃう🥺

もう何度だって、どのシーンだって、語りたくなっちゃう。
とりあえずまたレビューするときあると思うけど、さらに長くなっちゃいそう😂😂😂
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