東朴幕院

28週後...の東朴幕院のレビュー・感想・評価

28週後...(2007年製作の映画)
3.7
アレックス・ガーランド脚本『28日後』の後日談。『28週後』に何が起きたか描いている。本作は、思いっきりウィルスを主人公として描いていると思われる。ウィルスを抑え込み、住民が限定区域であるが戻って来て住み始めたものの、他地域にある自宅に戻った所...。驚く様な形で第二波が起こっていく様を描いているが、ロバート・カーライル扮する父親がなんとか生き残ったものの妻を見捨てるしか無かった事はいつまでも心の奥底に残っていた事から思わぬ再会でああなるのも仕方ない所。しかしこれが大きな悲劇を呼ぶ訳でね。今まで余り描かれていないと思う『未発症患者』によるウィルスの拡散というのも新しいし、悲劇性があるよね。
そしてスペインから戻ってきた息子娘からは、責められる始末。しかし、レイジウィルスは感染するスピードが尋常ではないからもう逃げるしかないんだよね。なかなかハードな作品だった。そうは言いながら筆者は、ゾンビはノロノロ歩くゾンビ派なので、全面支持という訳にはいかないかな。
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