ハヤト

台風クラブのハヤトのレビュー・感想・評価

台風クラブ(1985年製作の映画)
3.7
エンドロールでええー、、、っが止まんなかった。
こんな感覚、覚えがある。
演劇とかやってれば一回は遭遇するであろう、人が人でありながら、人からぶっ飛んでいくグロテスクさ。
しかし、絵はどんなにぶっ飛んでもキレイ。それが絶妙なバランスである。

ずーーっとなんか起きそう。ハラハラする。死んじゃったり、ヤっちゃったりとか、なんか起きそうなのに中々おきない。そんで、それが何か結果として出ると、人間的魅力にしかならない。引いちゃうんじゃなくて、惹きつけられる。
相米さんは、お前は「そういうとき」どうするんだよ。とよく言っていたらしいが、本当それ。ストーリーの為にいる人物なんていない。降ってきた変な現実に対する、人間。
おまえは。という言葉が人物を自立させてる。

写ってるのは、身に覚えがないのに、知っている気がするナニカ。
ハヤト

ハヤト