台風クラブの作品情報・感想・評価

「台風クラブ」に投稿された感想・評価

uuu

uuuの感想・評価

4.0
工藤夕貴の動きに萌える。特に三上の顔を覗きこもうとして机に突っ伏すとこ、相米天才すぎる。

タブーすれすれな行動をする同級生を改心させようとする三上の独善的行為が1番恐ろしい。
commonlaw

commonlawの感想・評価

4.5
どうやったらこんなこと出来るの!?の連続。あの台所での小林かおりの横顔とか、「おかえんなさい、ただいま」の怪物的無表情とか。「水戸から来た弟」が刺青を見せる瞬間の圧倒的どん底感!
台風が直撃してるときだけの非日常と台風がやってくる前と過ぎ去った後で結局何も変わらないのはいいです。
ロロのいつ高「いつだって窓際でぼくたち」みたいな構図のシーンがあった。
TaiSef

TaiSefの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

キューブリック的スリラー映画

序盤からサイコパスたちの祭典みたいな怖い中学生像が描かれ続けて終始怖い映画だった

そのくせ最初の方青春映画っぽくなってるの観てるときはすごい気に食わなかった
けど見終わったらあのモヤモヤってかイライラも終盤の怖さとかゾクゾクした感じに繋がってるんだなって思って映画だなぁって感じだったな


自己中心的な野郎どもしか出てこない映画でこじらせた中学生たちの厄介さがすごい

でも構図とか絵的な面ではすごいよかった気がする
やりたいことぶち込んでんなぁって

一番自由を求めて家出したりえ?が電車に捕まって自由を奪われて、元から自由で自由に生きた人たちは自由に楽しく学校での時間を過ごしてる感じすごい皮肉めいてていいなぁと
非現実的だけど現実的


言いたいことが死ぬほどある映画

もうあんまり観たくないけどいい映画だった

このレビューはネタバレを含みます

閉鎖的な環境で蓄積されて熟成された行き場のない感情・衝動に中学生たちが突き動かされていく姿がいい。観ているこっちも不思議な高揚感が湧いてくる。

その爆発後の日常の先にある虚無に気づき、乗り越えようとした三上くんの皮肉な最期(?)が少し愛らしい。

体育館の舞台で愉快に踊る同級生、それをバスケットゴールを隔てたところから見つめる三上くんの背中のショットが堪らない。
台風がこれからから来るぞーから去っていくまで。歌を歌って体を動かしてる人が好きなんでしょうね。ションベンライダーも歌うシーン好きです。
台風の接近を待望している女子中学生(工藤夕貴)が、迫りくる焦燥感に耐えきれなくなり、町から飛び出して行ってしまう。田園風景が広がる片田舎を舞台にして、台風の襲来と思春期のメランコリー状態をシンクロさせている群像劇。

多感なミドルティーンの混沌とした人間模様が真正面から描かれており、目を背けたくなるほど痛々しいのに、なぜかキラキラと輝いているという、倒錯的とも言える映画体験をすることができる。

ゆったりとした長回し映像と溌溂とした長台詞が印象的であり、女優陣が瑞々しい肢体を惜しげもなく披露してくれるのが素晴らしい。レズカップルがどのようなプレイに興じているのかを明示しないところも心憎い演出。そして、リビドーが爆発した男子生徒の、中坊版シャイニングに驚天動地。

私は中学生特有のテンションについていけず、学内で孤立してしまった過去をもつので、自分の学校生活とのシンクロは不可能。だが、私のような「いじめられっ子精神」をもっていると、周囲の学生の言動を人間観察している側の立場を回顧することが可能。ラストで語られる哲学的見地と同等のものを抱きながら、周囲を俯瞰していた自分の姿が脳裏に浮かび上がってくる。
Uknow

Uknowの感想・評価

3.5
「死は生に先行するんだ」
「死は生きることの前提なんだ」
「俺たちには厳粛に生きるための厳粛な死が与えられていない」
「だから、俺が死んで見せてやる」
「みんなが生きる為に」

 犬 神 家
ronji

ronjiの感想・評価

5.0
台風と共に押し殺していた感情を剥き出しにする。
それは、狂気だったり、未来に対する不安だったり、異性に対する憧れだったり。
そして、隔離された環境が、その想いを増幅させる。

刹那の様に過ぎていくその時に何を感じていたんだろう。

今となっては、思い出したくても思い出せない。
だから正しいかどうかなんてわからない。

ただ、今も昔も思うのは、「もしも明日が晴れならば愛する人よ側に居て」
槇村

槇村の感想・評価

3.8
わかる。
中学生特有の、閉鎖された環境に対する苛立ち、非日常への憧れ、性への欲求。わかるなぁ。

悶々とした日常から自分を解放させた登場人物たち。彼らの内面自体が台風のように吹き荒れてて何がしたいんだかよくわからない。そして、心を一度発散させ、また日々に帰ってく。それも、台風のように一過性のものである。最後はなんとなく清々しい気持ちになれる作品でした。
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