バナバナ

THE WAVE ウェイヴのバナバナのレビュー・感想・評価

THE WAVE ウェイヴ(2008年製作の映画)
3.5
ドイツ映画です。
高校のあるクラスで全体主義の実習をしたら、生徒達がハマッてしまって暴走する、というストーリーです。

基ネタはドイツではなく、1969年のアメリカの高校での実習だったそうで(『es』もドイツ映画だけどスタンフォード大学の実験でしたね)、
本家は映画の様に5日間で同じ様な経過を辿ったけど、無事収束したそうです。

映画内では「ウェイヴに所属していれば、その中では平等だ」と言っていましたが、クラスで存在感の無かった子が、そのグループに同化して貢献する事により、自分が周りから認められた様に錯覚して、どんどんのめり込んでいきます。
日本の学校では、制服のない学校でも元々全体主義的な指導が行われているので、それに馴染めない子は不登校になってますけどね。

演説のシーンなどはドイツ語だったので、すごく迫力がありました。
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