"人は皆死ぬが、
本当に生きる者は少ない"
"奴らにこう言ってやろう
我々の命を奪うことができても
我々の自由を奪うことはできないと!"
【STORY】
自由のため、誇りと信念を胸に英国軍と戦ったスコットランドの英雄ウィリアム・ウォレスの物語を、メル・ギブソンが監督・主演した伝記映画。
【一言まとめ】
●虚しく野蛮だが血湧き肉躍る合戦
●リアルな合戦音響が生々しい
●抑圧された人々の魂の叫び
●民族音楽系のサントラが心地良い
【感想】
そこそこ有名なのに観てなかったシリーズ。かっこよかった…❗️
見た目は虚しく狂気的、野蛮な殺し合いながらも、彼らが胸に秘めた誇りを知って見れば、胸が高鳴り血湧き肉躍る合戦としても見えます。
『ようこそ映画音響の世界へ』でも触れられていた、生々しい合戦の音響が素晴らしかったです。派手な音ではなく、本来の鈍い音が耳を打ちました。
勝利の雄叫び、そして自由の雄叫び。
抑圧された人々の魂の叫びを、そのまま "叫び" として描く真っ直ぐさが突き刺さります。
投げられた剣と受け継がれる意志。かっこよすぎました。
イギリスの民族音楽風のサントラも耳を癒してくれました。アイリッシュ系やケルト系の音楽大好きです。
親世代では日本でも大スターだった(と両親が言っていた)、ソフィー・マルソーは安定の美女ですね。
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観た回数:1回
直近の鑑賞:U-NEXT(20.08.29)