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ジョニーは戦場へ行ったのKtoのレビュー・感想・評価

ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)
3.8
夢と回想と現実の三部構成で、現実を軸としながらもそれぞれ独特の雰囲気があってよかった。現実部分は陰鬱で悪夢の様、夢部分はシュールで空虚な華やかさが印象的だった。(特に夢の部分の世界観はデヴィッドリンチ作品を彷彿とさせた。)

現実部分は芸術作品として素晴らしかった。頭の中の声のトーンや言葉が異常な空気感を出してたり、体を包む白い布と顔を覆う不気味なマスクがジョニーの物体としての不気味さを増していたり…。
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