おさかなはフィッシュ

三つ数えろのおさかなはフィッシュのレビュー・感想・評価

三つ数えろ(1946年製作の映画)
3.0
「プロットが大変込み入っていることでも有名」の前評判通り、分かったんだか分かっていないんだか、よく分からないままに終わった映画だった。

そこは一旦置いておくとして、好奇心止められないマンなフィリップ・マーロウの調査活動により映画は進展していく。
アクションにより動かされるのではなくて、自らアクションを待ち受けに出向く。そんな感覚が楽しい。
それと、遊びのないカメラワーク。けれども、温室やチャイナドレス。見る欲望をかなえてくれる。

なんだか全然まだつかみ切れていない感じだ。
映画監督の敬愛する映画監督、ホークスの映画をもっと観てみたい!



『ゴダールの映画史』を観て、映画の歴史、とくにハリウッド映画について学びたくなって鑑賞。
『アンダー・ザ・シルバーレイク』は面白かったし、もうすぐタランティーノの新作も公開されるし、ハリウッドに興味津々。