なんだか終始フラフラ、フワフワしている映画であまりノれなかった。
なりすましの横行や手紙の行き交いはこの映画内の形式としては確かに成り立っているんだけれど、舞台や人間関係の狭さもあり、そこから外への広がりが感じられないところが私にはあまり合わなかった。
岩井俊二監督の映画は全然観たことがなかったけれど、なんとなく合わない気がした。
観たことがなかったのはそれを感じ取っていたのかも。
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福山雅治はぱっとしない作家のわりには脚が長すぎた。
豊川悦司はなぜか海賊みたいで面白かった。
広瀬すずちゃんと森七菜ちゃんはよかった。
とくに森七菜ちゃんは末恐ろしい感じだった。
予備知識なしで観ていると、鶴田謙二先生の絵が出てきて声が出た。
それを庵野さんが描いているという情報過多な状況だったので、しばらく話が頭に入ってこなかった。
夫が好きな映画らしく、夜に流していたのをぼんやり鑑賞。
たまに観ると映画はいいなと思うけれど、歳なのか何なのか、2時間集中することがかなり難しくなってしまった。
