だーすけ

ワイルド・ギースのだーすけのレビュー・感想・評価

ワイルド・ギース(1978年製作の映画)
2.2
アマプラのオススメに出てきたので鑑賞。
このくらいの時代の戦争アクション映画はほぼ知っているつもりだったけど、そんなことなかった。
前情報ほぼ無しで見始めて「え?イギリス英語?」とまず驚いた。イギリスとスイスの合作だったのね。
前半、仲間集めシーンは面白いんだけど、それ以外はもったもったのっそのっそとおじさん達がキレの悪いアクションと演出、芝居をしていて退屈。
妙に明るくて間抜けな劇伴がかかるし。
後半から事態が一変して、そこからは面白かった。割とシビアな展開で引き込まれてしまった。

劇伴とアクション、演出、視覚効果、俳優のアクション練度の悪さを感じるのは最近の映画を見慣れたせいもあるんだろうな。
良い意味で、この時代の映画にはまだ残っていた、贅沢な時間の使い方をしてる映画でもある。
あと、やっぱりザラザラした質感の画面は懐かしさもあって好き。
久々に70年代後半の雰囲気に浸れて良かった。