叡福寺清子

らせんの叡福寺清子のレビュー・感想・評価

らせん(1998年製作の映画)
2.6
昨日リング観たんだから,当然今日はらせん観るよねって事で再生ボタンポチっとな.
こんばんわ三遊亭呼延灼です.

????こんなつまらん話だったっけ?もっとSFSFしてた記憶あるんだけどな,小説.というわけで,ブックオフで100円で買った単行本をペラペラとめくってみる.あぁ,やっぱりちゃんと原作はSFしてるじゃないか.そして本作では人類を裏切ったのは安藤でしたが,原作では手記を『リング』として出版,さらには映画化まで行ったメディアも共犯者になってます.この改変,ちっと後ろめたい気持ちでもあったのでしょうか,製作側に・・・ねぇだろうなぁ.

原作といえば,鈴木光司氏がMCUのスタン・リーよろしくカメオ出演されておられましたね.

後に,人類化した山村貞子の事は忘れて怨霊貞子を復帰させるためにリング2が製作されたわけですが,貞子DXの結末を観ますと,実はらせんで描かれていた山村貞子の目論見が四半世紀後に成就するってのは,どんな頓智話も敵わないと思ったのですよ,私は.
それにつけても,たった一回のえちちで懐妊させるなんて安藤さんもよほど濃いヤツをお持ちだったのでしょうか.貯まってたのかしらねぇ.
案外山村貞子は単為生殖できるから,安藤さんと肌を重ねたの成り行きだったのかもしれません.ほら,ウイルスって性別ないでしょ.そもそも,本作における山村貞子って貞子っていうより川上富江っぽくなかったですか,ちょっとエッチな・・・